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「セラピストのための女性ホルモンの教科書」
著者：烏山ますみ
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セラピストのための女性ホルモンの教科書
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【生理前に繰り返す大人にきびには深呼吸が効果的!?】
大人になってから繰り返すアゴニキビ。特にフェイスラインに多くできて痛みや赤みを伴うことが多いのも特徴です。
これは女性ホルモンのエストロゲン、プロゲステロンに加え、男性ホルモンによる影響もあるため肌表面だけでなく、身体の内側からのケアが鍵となります。
■女性なのに男性ホルモンが増える理由
大人ニキビがアゴやフェイスラインに多いのは男性ホルモンの影響です。
ストレスや忙しさ、不規則な生活で交感神経が優位になると、
この交感神経が男性ホルモンの分泌を促すので、大人ニキビが発生してしまいます。
■手軽にできる交感神経をゆるめるセルフケア
そのため、男性ホルモンを低下させるためには自律神経のバランスを保つことが大切です。
呼吸は自律神経の影響が大きく、緊張して交感神経が優位になると呼吸が速くなり、リラックスするとゆっくりになります。
このことからゆっくりと深呼吸をすることで副交感神経が優位になり、男性ホルモンを低下させることができます。
■大人ニキビ撃退のため、セルフケアにおすすめの時期とは
もちろん大人ニキビには、女性ホルモンエストロゲン低下による乾燥や、プロゲステロンによる皮脂分泌の活発化などの影響もあるので、水分と油分のコントロールをするお肌のケアも大切です。
とくに生理から約２週間後くらいのホルモンが切り替わる排卵時期にお肌のケアをすることが水分と油分のバランスを保つポイントです。
この時期にお肌が十分に潤っていれば新陳代謝も促せるため、皮脂が毛穴に詰まることによるニキビを防ぐことができます。
◎生理前に繰り返す大人にきびのケアをまとめると・・・？
排卵時期のホルモンのスイッチが切り替わるタイミングに、副交感神経を優位にする深呼吸をしながら、肌表面の潤いを保つセラミドを補ってくれる美容液などが配合されたシートマスクで集中ケアを行うのがお勧めです。
１ヵ月の間にもホルモンの変化で肌の潤い、張り、弾力、皮脂は毎回変化してます。
いつも同じホームケアではなく、タイミングを上手に活かすことが美肌への近道です。
（参考）
※ニキビ研究所×相澤皮フ科クリニック
http://www.aizawa-hifuka.jp/acnecare/acnecause/hormone/
※女子の美肌づくりを応援するWebマガジン LBR【烏山コラム】より抜粋
http://lbr-japan.com/2015/02/02/63330/
